子どもの好き嫌いを克服できる「躾けるレシピ」

子どもとママ専門の管理栄養士。子どもの味覚を育てる離乳食、好き嫌いを克服できる幼児食、元気な赤ちゃんを産むための妊産婦食

認可保育所の給食で必要な帳簿類

 

保育所に栄養士として初めて勤務したとき、

引き継ぎがほとんどなく、どんな書類が監査で必要か全くわかりませんでした。

 

保育所の栄養士は1人しかいない、という施設もあるので、前任者が退職して次の新しい人が入るまでの期間が短く、引き継ぎがほとんどないということもあります。

 

そこで、認可保育所給食で必要な書類についてまとめます。

 

・食育計画

年度初めに食育指導計画を立てる園が多いと思います。

 

・食事献立表(予定献立・実施献立)

毎月(半月)の献立とは別に毎日使用する予定献立・実施献立表も必要です。

1ヶ月ごとなどまとめてファイリングしてとっておくと良いでしょう。

 

・給食日誌

子どもの人数や、検食の記録などを記載している施設が多いと思います。

水質検査の結果、残留塩素、献立の中心温度、当日の温度や湿度なども記録しておくと良いでしょう。(施設ごとに異なると思います。)

 

・食品材料発注書

 

・食品納入書

 

・栄養出納表

鉄分やエネルギーなどをきちんと計算して栄養出納表を作ることによって子供の成長に適切な食事を作ることが出来ます。

 

・在庫食品受払い簿

毎月月末に棚卸しをして作成しています。

 

・調理・調乳担当者の検便検査結果票

調理者だけでなく、保育者も月に1回細菌検査をしています。

 

・調理・調乳担当者の健康チェック記録

下痢、嘔吐、発熱などがある場合、健康保菌者の可能性もあるため、調理業務に従事出来ません。

 

・調理室の衛生管理の自主点検表

害虫駆除について、非汚染区域と汚染区域の使い分けなどきちんと出来ているか点検し、表に記入します。

 

・栄養管理報告書

年に2回保健所から提出を求められます。

 

ざっと書きましたが、こんな感じでしょうか?

誰かのお役に立てたら幸いです。

 

今回はざっと書いたので、また時間があれば、詳しく解説しますね!